子供の指吸いの話
我が子は赤ちゃんのときから指を吸っている。
おしゃぶり派の赤ちゃん、吸わない派の赤ちゃんもいるようだが、うちは指吸い一筋だ。
今4歳になり、さすがに昼間は吸わない(と思っている)が、就寝中、特に夜明けになると、激しく指を吸う。
赤ちゃんの頃は、指吸いすら微笑ましく思っていたのに、大きくなるにつれて、イラッとしてしまうようになった。
特に吸引力が強いのか、チュパチュパ音を立てられると耐イライラキャパオーバーで、チュパチュパ吸っている親指をスポーン!!と引っこ抜いてしまう‥。
指吸いは本人にとっては精神安定なのだし、無理やりやめさせるのはよくないとのことなので、指吸いをできる限り見ないように、聞かないようにしようと対策している。
夜なので暗く、見ないようにするのは容易で、あとは耳栓をして聞こえないようにして寝ている。
明け方、子どもを起こすときに指を吸っていると、最後の最後でスポーン!!と引っこ抜いてしまうという台無しバージョンもよく起こる‥。
指吸い‥‥見ても聞いても平気になるとき、わたしの子育てスキルが一歩進むのだと思う。
耐えるのではなく、あぁまた吸ってる。と流せるようになれたら、今後の子どもが引き起こす親の悩み事‥‥例えば勉強面にしたって、口答えにしたって、ひとつ高い台から見られるというか‥
だからわたしは今指吸いというバロメーターを装着させられて、毎日子育てスキルを計られているのかもしれない。
子育てスキルがひとつ上がるのが先か、指吸いを卒業するのが先か‥‥。
子育てという修行は続く。
室内ポスト
うちには室内ポストがある。
子どもがお絵かきやお手紙を描くと、ママへ、とポストに入れてくれる。
次の日の早朝、まだ子どもが寝ている間にコーヒーを飲みながら中の作品を見るのが楽しみだ。
ひととおり楽しむと、日付スタンプを押して作品を片付ける。
ポストに何も入っていないと、アレ?と少し寂しい。
魚をどうにか食べさせたい話
わたしは子どもに魚を食べさせたい。
魚がメインのおかずの食事以外でも、オムレツにしらすをこっそり入れたり、うどんの具にちくわを入れたり、ご飯にお魚からできているふりかけ風のものをかけたり‥
とにかく肉よりも魚を、魚からできたものを食べさせたいのだ。
コープでいつものようにカタログをみていたら、おさかなパラパラミンチという商品を発見した。冷凍で、魚の身がお肉のミンチのようになってパラパラに凍っているとのことだ。
これは何かと使えそうだと早速購入。
こっそり魚を入れられる機会が増えそうで楽しみだ。
おばあちゃんじゃない話
わたしは小学生、中学生、高校生とずっと、幼く見える、おぼこいと言われ続けていた。でもなんとなく成人してから実年齢に追いつき、子どもを産んでから、誰かに言われた訳ではないが、自分は老けた。老けている。と思うようになった。
子どもと公園に出かけても、ママと認識されているだろうか、おばあちゃんと思われていないだろうか‥話しかけられて、おばあちゃんの体で話が進んで、気まずくならないだろうか‥先にわたしはこの子の母親であるということを気づくようなことを言った方が良いだろうか‥と色々と考えてしまう。
友人や知り合いに言ってみたこともあるが、おばあちゃんには見えんやろと言われるが、確かに老けてるからおばあちゃんに見えるかもね、なんて言わないだろうと思って、不安は晴れない。