家になんでもあるメリット
うちは基本的に週一回の生協の配達で食料を調達しているので、配達日の木曜日前になると、在庫が少なくはなるが、基本的に食料の貯蓄が多い。カタログで、すぐには必要ないが、いいなと思うものを買ったりする。なかなか使わない食材がいつまでも引き出しに入っているのを見ると、買いすぎた。失敗した。と思うことも頻繁に起こる。
土曜日子どもが突然熱を出した。
外出できない。
食欲がないようで、食べたいものが偏る。
まず、何も入っていないうどんが食べたい。と言った。
あるある!冷凍うどん。
万能つゆもある。
ちょっとでも食べさせたくて、海苔入れる?わかめ入れる?玉子入れる?
と聞いたが、何も入れたくないらしい。
リクエストに応えて何も入っていないうどんを出すと、おいしいおいしいと食べてくれた。
おかわりある?
おかわりまでしてくれて、冷凍うどん様々だ。
冷蔵庫にあったりんごも喜んで食べた。
次の食事の時、何も食べたくないようなので、冷蔵庫の一番上の段でずっと使わず冷やされまくっていた白玉粉の残りがあるのを思い出し、だいぶ前に買っておいたみかんと桃の缶詰と、小豆の缶詰もあった。
白玉粉と豆腐をこねて、きれいな白いふわふわのかたまりになった。小さく丸めて、茹でて、白玉団子を作った。子どもも興味津々で観察している。
みかんと桃の缶詰と小豆と白玉団子で和風なデザートにしてみたら、喜んで食べてくれた。
残った缶詰のみかんと桃、これまた冷蔵庫の一番上の段で冷やされまくっていた寒天粉の残りで、フルーツ寒天を作った。容器に困ったが、離乳食時代に使っていたプラスティックの小分け保存容器に入れると、ピッタリでこれまたなんでも残しておいてよかったなと思った。
これも、おいしい!と食べてくれた。
苺ジャムを塗った食パンもおいしく食べてくれた。
外出しない週末だったが、冷蔵庫の在庫処分もできて、それはそれでよかった。
家になんでもあるのも役に立つこともあると思った。